先日友人たちとランチしていたとき。
エッセイの話になりました。
実は私、こんな文章さらしておきながら恥ずかしいのですが…
「エッセイストにあこがれているんです」なんて話をついついしてしまったのです(-_-;
そんな私がスーパーリスペクトしているエッセイストさん、それが…
北大路公子さんです!
あんなエッセイが生み出せるような力、私も猛烈にほしい(^-^)
ってほんと、こんな文章さらしておきながら何を言ってるのかという話なんですけどね(^^;
ということで今回は、ちょっと北大路公子さんについてお話ししてみようかなと思います。
北大路公子さんって?
北海道在住、50代実家暮らし、趣味は昼酒という公子さん。
誰もが経験しているような日常の何でもないこと、見過ごしてしまうくらい些細なことを、大きく大きく広げてエッセイにする。それが公子さんのすごいところだと思います。
例えば、「お風呂に入らなければいけないけれど、今は入りたくないなあ」というときの心境だとか…。
共感したり、「そんな考え方もあったのか!」と驚いたりしながら、大いに楽しませてもらっています。
「ためになる」といった要素はほとんどないかもしれない。それでも心が求めるから手に取ってしまう。
そんな公子さんの本、それは何て言うか、私にとってはポテチみたいな存在といったところでしょうか♪
ただものじゃない
あるとき、そんな公子さんのエッセイ集『生きていてもいいかしら日記』をデイジーで読んでいたら、「父の立場がない」というタイトルが耳に飛び込んできました。
(デイジーについて詳しくはこちらをご覧ください)
ああ、またあのお父さんが出てくるんだなあ。面白いことが起こるに違いない。
私はそう確信しました。
というのも、お父さんがまたナイスキャラなんですよね。
冷蔵庫の中を大好物のアズキアイスでいっぱいにするなど、お茶目なお方。
アズキアイスのエピソードは私のお気に入りで、それを読んでから私はすっかりお父さんのファンになったのでした。
そんなわけで、ワクワクしながら「父の立場がない」を読み始めたのですが…
どういうわけか、お父さんが出てくる気配はありません。
どうやら公子さんが入院されたときのお話のようです。
どこにお父さんが関わってくるのかなと考えながら読み進めていきましたが、一向にお父さんは出てきません。
おかしいなあ、と思いつつ最後まで読んだところで…
私はやっと気が付きました。
このエッセイのタイトル。
「乳の立場がない」!!
そっちか!
デイジーで読んでいると、たまにこういうことありますね。視覚障害者あるあるですね!
あまりにも紛らわしいときは漢字の説明が入ることもあるのですが、基本は前後の文脈から言葉の意味を判断しなければならないわけで…。
それにしても、「乳の立場がない」って…。
そんな言葉をパッと変換できるような辞書、凡人の私の中にはありません(TT)
こんなタイトルでエッセイが書けるなんて…
やっぱり公子さんはただものじゃない。ぶっ飛んでいらっしゃる!
まとめ
改めて言いますが、公子さんはすごいです!本当に!
友人たちともそんな話で盛り上がりました。
そんな私に友人は、「ナンシー関も面白いよ!」と教えてくれました。
早速サピエをチェックすると、たくさんあるじゃないですかー♪
ということで、ダウンロードして読んでみようと思います。
彼女たちの本をしっかり読めば、私も100年ぐらい経った頃には素晴らしいエッセイが書けるようになっているかなあ(^^;
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