【読書感想】文芸オタクの私が教える バズる文章教室

スマートニュースというアプリで、何か面白そうな記事はないかなあと見ていると…
発見したんです。「文芸オタク女子が教える バズる文章のヒミツ」という記事。
ん?何何?
最近文章のことばかり考えているせいでしょうか、こういうの見ると反応してしまう私。
早速その記事を読んでみました。
そしたらこれが、すごく興味深くて。
「なるほどなるほどー!」って一人で盛り上がってしまいました。

もっともっと知りたい。バズる文章のヒミツ。
と思ったら…
その記事の内容、本になってたんですね。
『文芸オタクの私が教える バズる文章教室』という本です。著者は書評ライターの三宅香帆さん。

サピエにあるかなと探してみたら、ありました。点字データ。
ダウンロードして読み始めると、もう一気に読んでしまいましたよ。
ということで、その感想を書きます。

魅力的な文章だからバズる

「バズる文章教室」とありますが、この本に書かれているのはよく知られているような「バズらせるためのテクニック」ではないんです。
読みたいと思ってもらえる文章を書けば自然とバズるよ、という本なんですね。

著者の三宅香帆さんはブログがバズった経験をお持ちなのですが、それはバズることを目的に書いたからではないのだそう。
ではどうしてバズったのか。
それは、文章でみんなに楽しんでもらおう、好感を持ってもらおうと工夫していたからなんじゃないかとのこと。

そうですよね、やっぱりそこですよねー!!
って、私激しく納得したんですよ。
私も、確かにバズったらうれしいだろうけど、それを目的に書くようなことはしたくないから。
それよりも文章を磨きたい。楽しかった、読んでよかったと思ってもらえる文章が書きたいと常々考えていたんですよね。
内容にどれほど価値があるかというのも重要だけど、そこばかり意識しすぎるのもどうかなと思うし。
この本を手に取って、そんな自分の方向性を再確認することができました。

春樹さんの文章はリズミカル

この本、作家さんやアイドルなどのすてきな文章を例に、人を引き付けるポイントについてわかりやすく解説してくれています。
やっぱりバズる文章を書かれる文芸オタク女子先生、その解説も楽しく読めるんですよね。

例えば村上春樹さんの文章について、「なぜ読みやすいのか」ということが書かれています。
春樹さんの文章、読んだことありますか??
私は『1Q84』と『騎士団長殺し』を読んだことがあります。
正直『1Q84』は頭の中がはてなマークだらけになりました。でも全部読んじゃったんですよねー。
なんでなんで?なんで最後まで読めたんだろう??

この本によると、そのヒミツは「リズム感」なんじゃないかとのことなんです。
本に取り上げられている例文では、「言葉の切れ目ごとの音節の数がずっと一定」になっていました。だから読んでいて心地よいんですね。
春樹先生、そんな工夫もされていたのか!
感激でした。

自分らしさが大切

こんなの読んだら、「すてきな文章書くの、めちゃめちゃ難しいんですけど…」ってなる。
でもこの本、「いろんな書き方があっていい」ということも教えてくれています。
自分らしい文章を書けばいい。

私、ブログが思うように書けないなあともどかしく感じることも多かったのですが、それはもしかしたら「こんなふうに書かなきゃ」という思い込みのせいだったのかも。
自分にしかできない表現をする。それってすごく楽しいことですよね。
私もこの本で学んだポイントを意識しつつ、私だから書ける文章を書き続けていこうと決意を新たにしました。

ちなみに、今格闘中の文章があるんですけど…
暗礁に乗り上げまくりです。。。

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