2019年度も実施される「青い鳥郵便葉書無償配布」とくぼみ入りはがきの紹介

青い鳥郵便葉書 福祉サービス

今年もこの季節がやってまいりました。
「青い鳥郵便葉書無償配布のお知らせ」が発表されたんです。待ってました!
これは、身体障害者・知的障害者を対象とした取り組み。
私もよくお世話になっています。
今回も忘れないように手続きしないと♪
ということで、この記事では青い鳥郵便葉書について、またこのサービスで私がいただいているくぼみ入りはがきについて詳しく紹介します。

青い鳥郵便葉書について

「青い鳥郵便葉書」とは

「青い鳥郵便葉書」とは、重度の身体障害者(1級・2級の方)、重度の知的障害者(療育手帳「A」または1度・2度の方)を対象に、無償で配布されている郵便はがきのこと。
青い鳥をデザインしたオリジナルの封筒に、郵便はがきが20枚入っています。
以前は青い鳥をデザインしたはがきがもらえていたようですが、現在もらえるのは通常はがきです。
青い鳥郵便葉書の無償配付が始まったのは、1976(昭和51)年度のこと。
当時の厚生省が提唱していた「身体障害者福祉強調運動」に合わせて、身体障害者及び知的障害者の福祉に対する国民の理解と認識をさらに深めることを目的として実施されたのが最初なんだとか。
その活動が、今も社会貢献の1つとして続いているようです。
もらえるはがきの種類は以下のとおりです。この中から好きなものを1種類選ぶことができます。
通常郵便葉書(無地、インクジェット紙又はくぼみ入り)
通常郵便葉書胡蝶蘭(無地又はインクジェット紙)

申し込み方法

最寄りの郵便局の窓口で身体障害者手帳または療育手帳を提示し、必要事項を記入した「青い鳥郵便葉書配付申込書」を提出するだけ。
郵送や代人による提出も可能です。
受付期間は、毎年おおむね4月初めから5月末までの2ヶ月間。
2019年度は、4月1日(月)から5月31日(金)までとなっています。
配布が始まるのは4月下旬くらいからとなっていて、2019年度は4月22日(月)からです。

くぼみ入りのはがきについて

私はいつも、くぼみ入りのはがきをいただいています。
はがきの表面左下部に半円形のくぼみが入っていて、上下・表裏が触って識別できるようになっているんです。
年賀はがきやかもめ~るにもくぼみ入りのものがありますね。
はがきに点字を打つときなどに便利なんですよね。
このはがきが登場したのは、1990年のこと。
「官製はがきを使う場合に向きがわからなくて困る」という、ラジオ番組への視覚障害者からの投書がきっかけだったのだそうです。
その番組を当時の郵政大臣が聴いていて、早速改善を指示したのだとか。
そのラジオ番組が放送されたのは4月20日。
それから半年ほど経った11月1日に、くぼみ入りはがきの発行が実現しています。
11月1日といえば、日本の点字が制定された日。
そして1990年は、日本の点字制定100年の年。
ということで、その記念切手の発行と合わせて、2種類のくぼみ入りはがき(官製はがきと年賀はがき)が発行されたのだそうです。
いやあ、すごいですね。当事者の声が、こんなふうに新たなものを生み出すきっかけになったんですね。
そしてラジオは世の中を変える。

まとめ

「青い鳥郵便葉書無償配布」では、はがきが値上がりしてからも以前と変わらず20枚ものはがきがいただけます。これはうれしいことですね。
はがきを使うことは少なくなってきていますが、この機会に私も、当事者の声から生まれたくぼみ入りはがきを活用させていただきたいと思います。
例えばはがきのみで応募できる懸賞などには、この葉書を使うといいかもしれませんね。
本当にありがたい取り組みだと思います。

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