マトリョミンの弾き方と合奏の仕方を学んで感じたこと

マトリョミン マトリョミン

マトリョミンという楽器を習い始めてもうすぐ1年。
初心者ですが、いろんなことを経験させていただいています。
この記事では、私がマトリョミンの簡単な弾き方と合奏の仕方を学んで感じたことをお話しします。
マトリョミンとはどんな楽器なのかについてはこちらの記事をご覧ください。
マトリョミンという不思議な楽器を始めてみた

マトリョミンの弾き方

最初のレッスンで学んだのは、演奏の仕方。
まずは演奏姿勢から。
椅子に座って足を組み、片手でマトリョミンを持ちます。
これ、慣れるまでは少し大変でした。
私の場合、変な力が入っていて、ちゃんと持っているつもりでもマトリョミンが傾いてしまっていたようなんですね。
そして私はそれに気づかない(^^;
落ち着いて演奏できるようになってからは、自然とそういうことはなくなってきたようですが。
そして演奏の前に、もう1つ重要なことがあります。チューニングです。
正しい姿勢をとって、マトリョミンのチューニングボタンを押します。
準備ができたら、いよいよ演奏です。
私は、げんこつの形にした手を楽器に近づけたり遠ざけたりして演奏する方法を教わりました。
楽器に手を近づけると音が高くなり、遠ざけると低くなります。
この方法だと、ピアノを弾くような感覚でわかりやすかったので、私もすぐにメロディを演奏することができるようになりました。
もっと表現の幅を広げて美しい音にするためには、手の形を変えるという方法も取り入れる必要があるのですが、それについてはこれからマスターする予定です。

コンサート出演のお誘い

最初のレッスンから2週間経った頃、先生からメールをいただきました。
コンサートに出演してみんなと一緒に演奏してみないか、というお誘いでした。
まさかまさか…
初心者の私が…
コンサート??
驚きが止まりません。
でも、うれしい気持ちもありました。舞い上がってしまった私なのでした。
というわけで、2ヶ月後のコンサートに出演することを決めたんですね。

合奏の準備

そうと決まると、今度はマトリョミン合奏の練習です。
合奏なんてまだまだ先のことと思っていたのに。
早速必要なものをそろえました。
アンプにケーブル、そして聴診器。
…楽器を演奏するときに聴診器を使うんの??
最初は戸惑いました。
聴診器を使うのは、たくさんのマトリョミンの音が重なり合う中で自分の音を聞き取るため。
イヤホンだと電磁場を強めてしまう可能性があるので、聴診器が使用されることになったのだとか。
イヤホンがFMラジオのアンテナとして使用されることがありますが、それと同じ効果が現れるわけですね。
そこで私も、聴診器と仲良くなれるよう奮闘しました。

合奏の仕方

合奏するときは、片耳で聴診器から聞こえる自分の音をキャッチし、もう片方の耳で伴奏や周りの方のマトリョミンの音を聞きます。
自分の音が聞こえなければうまく演奏できませんが、周りの音もしっかり聞かなければいけない。
なかなか難しいことが求められるんだなあ…。
そう思ったところで、ふと気が付きました。
これって、私が普段から感じていることと似ているんじゃないかと。
生きていくうえでも同じなんですよね。
自分の思いに耳を傾けながら、周囲の声も受け止めなければいけない。
そのバランスが崩れたらうまくいかないんですよね。
このところ自分の経験からそんなことを感じてるんです。

合奏を体験

戸惑いながらも合奏してみると、楽しくなってきます。
優しいけれど厚みのある音。
自分もその音をつくり出す一因になっていると思うと、やっぱり感激です。
もちろん私はまだまだ美しい音を出せる段階ではないのですが、こんなふうにみんなと一つになれるというのはとてもうれしいことでした。

コンサートに向けて

そしてコンサートに向けて、いろいろと準備をしていきました。
この準備というのもなかなか大変で、初めてのことも多くてあたふたしてばかりの忙しい日々でした。
やっぱりやめておけばよかったかなあ、本当に私が出たりして大丈夫なのかなあ、と思ったりもしたのですが…。
コンサートデビューについてはまた別の記事で書きます。

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