視覚障害者向けアプリ「Envision AI」を試してみた

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「Envision AI」というスマホアプリをご存じでしょうか。
オランダで開発された、AI(人工知能)搭載アプリです。
見たいものや文字などをスマホのカメラで撮影すると、音声で読み上げてくれます。
以前ニュース記事で見て気になっていたんですよね。

そんなとき、ブロ友さんからこのアプリについてご質問いただき、この機会に試してみることにしました。
有料アプリですが、14日間は無料お試しができるので、今いろいろ触って研究しているところです。
ということでこの記事では、これまで使ってみて感じたことをお話ししようと思います。

このアプリの機能

周りの状況説明機能

このアプリがあれば、自分の目の前で何が起こっているのか、どんな風景が見えるのかがわかるのだとか。
どれどれ、ちょっとやってみましょう。

見たいものがありそうな方向にカメラを向けて、「風景を説明する」というボタンを押してみます。
すると撮影が行われ、説明を読み上げてくれました。
「よくわかりませんが、夜空の花火かもしれません」とのこと。
ん?花火なんてやってないし、ここは部屋の中なんですが…。。
まあ「よくわかりませんが」とのことなので、わかりにくい画像になってしまったんですね、きっと。

では、もう1度チャレンジします。
すると…
「暗い部屋のベッドかもしれない」。
おー!これはピンポーンだな。

撮影された画像は、説明付きで保存することができます。
出かけた先で使ってみると面白いかもしれませんね。

文字の読み上げ機能

続いては文字の読み上げ機能です。
長い文章や手書き文字にも対応しているのだとか。
文字が簡単に読めたらいいのになあと、私はいつも思っていたんですよね。
このアプリなら、それを実現させてくれるかも。

鞄の中から何やらレシートが出てきたので、読んでもらうことにしました。
レシートにカメラを向けて、「すぐに読み上げを始める」ボタンを押します。
すると読み上げが始まりました。
「108円」とか「保険証ホルダー」とか言ってますよ。
すごーい。このアプリさん、なかなかやるな。
すべてを正しく読むわけではありませんが、何のレシートなのかは十分わかりますね♪

また、文字を1文字ずつ拡大して表示する機能もあるようです。

色の識別機能

日常生活の中で、色というのも私の気になる情報。
このアプリはそれも説明してくれます。

「基本」に設定しておくと、30種類の色の中から近いものを選んで教えてくれるようです。
これを「詳細」に設定すると、なんと色の種類は950にもなるんですよねー。びっくり。

では「基本」の設定で、「色の検出」ボタンを押します。
すると、「ライトグレー」「桃」「濃紺」などと読み上げてくれました。
ちょっとカメラが動くと読み上げられる色が変わったりするので、注意が必要かなと思います。

「詳細」に設定すると、かなり細かく教えてくれますよ。
「ほぼ黒」とか。
「茶色が買った赤」もあれば、「赤茶色」もあります。
「ミルクチョコレート」、「埃っぽいバラ」、「マカロニとチーズ」といった説明も。
「マカロニとチーズ」って何だ?と思って調べてみたら、アメリカのおふくろの味だそうじゃないですかー(^-^)

画像の説明機能

周りの状況を撮影した画像だけでなく、ほかのアプリ内にある画像の説明もしてくれます。
内容の知りたい画像をダブルタップして、共有ボタンからEnvision AIを選択すればOK。

ラーメンと一緒に私が写っている写真を説明してもらうと、「食べ物のプレートでテーブルに座っている少女に見えます」とのこと。
少女?またアプリに若く見られた(笑)。

画像に含まれる文字情報も読み上げてくれますよ。
これはいいね!

その他の機能

そのほかにも、顔や物の認識、バーコードの読み取りといった機能もあります。
この機能はまだうまく使えていませんが、活用できると生活が変わるかもしれませんね。

料金

このアプリは、月額500円、年額4,200円で利用できます。
生涯の利用登録もでき、その場合は18,800円となります。

それがですね、この8月はサマーセールをやっているらしく。
月額60%オフ、年額50%オフ、生涯利用なら75%オフになるそうです!

まとめ

このアプリ、結構使えるな、というのが今の印象です。
利用登録するか、悩むところ。
セール価格なら、魅力的かなあ。

【追記】
数日悩んで、結局購入しました!
バーコードスキャンや物の認識なども試してみました。
詳しくはこちらをご覧ください。

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