【読書の話】群ようこさんの「れんげ荘物語」シリーズについて

サピエでデイジー図書をダウンロードしました。
読みたかった本があったんですよねー♪
今回はその本についてお話しします。
(サピエやデイジー図書について詳しくはこちらをご覧ください)

読みたかった本

今回ダウンロードしたのは、群ようこさんの『散歩するネコ』という小説。
「れんげ荘物語」シリーズの第4弾です。
このシリーズ、私大好きなんですよねー♪

主人公は、有名広告代理店を45歳で早期退職したキョウコさん。
預金を切り崩して月10万円で生活することを決断し、家賃3万円のアパート「れんげ荘」で一人暮らしを始めます。

シリーズ第1弾の『れんげ荘』を読み始めたときは、ちょっと心配になりました。とにかく古いアパートで住みにくそうなんだもん。
梅雨時は湿気がひどくて、カビやナメクジとの闘いの日々。
冬は隙間風が入ってきてとにかく寒い。部屋の中に雪まで降る有様!
仕事をやめて新たな道を歩み始めたけど、厳しくつらい生活が…みたいな話になるのかなあと思いました。

でもそうではなかったんですよね。
アパートの住人も不動産屋さんもみんなすごくいい人で、優しいんです。
お母さんとの関係はあんまりよくないけど、そのほかの家族や友達とはいい関係を築いているし、キョウコさんのれんげ荘ライフはとても充実したものになっていきました。

第2弾の『働かないの』も、第3弾の『ネコと昼寝』も読みましたが、ほのぼのとした生活は順調に続いていくんですよね。
時間が流れ、キョウコさんの周りの環境にも変化がありますが、やっぱりれんげ荘にいはすてきな人が集まっているんです。
そんな人たちとおしゃべりしたり、お散歩したり、読書したり。幸せそうなキョウコさんの生活が描かれていて、うらやましくなっちゃいます。

第4弾ではどんなことが起こるのか。楽しみだなあ。

私もキョウコさんを目指そう

私もれんげ荘に住みたいかといったら、正直住みたくはないです。部屋に入ったらナメクジがこんにちはなんて、無理無理無理。
れんげ荘の環境も少しずつ改善はされていくのですが、それでも無理です。
トイレやシャワーが共同というのはなあ…。

でも、キョウコさんたちの生活って、すごくあこがれます。
私ももしかしたら、将来はキョウコさんに近いような生き方を選ぶかもしれません。

バリバリ働くことに幸せを感じる人もいる。
お金がたまったら働かないでのんびり暮らすことに幸せを感じる人もいる。
いろんな生き方があっていいんですよね。
私もキョウコさんのように、自分が幸せでいられるような道を選びたいと思っています。
周りからどう思われるかではなく、自分がどうしたいのかを考えて、自分らしい生き方をするつもりです。
すてきな人とつながっていられて、毎日笑顔でいられて、何らかの形で少しでも社会の役に立つことができて…。そんな生活にしたい♪

今はとりあえず目の前の仕事をこなさなければですが、8月10日から長い夏休みが始まります。
ゆっくり読書しようっと♪

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