テープ起こしってどんな仕事?魅力や大変さは?

テープ起こし 仕事

私が今会社で担当している業務、それはテープ起こしです。
集中力の要る仕事で、結構エネルギーを使うんですよねー。回転の遅い頭を何とか働かせているからでしょうか…(^^;
でもこの仕事、私には結構合っているのかもしれません。
ということで今回は、そんなテープ起こしについてのお話です。

テープ起こしってどんな仕事?

テープ起こしとは

テープ起こしとは、会議や講演会などで録音された音声の内容を文字に起こす作業のことです。文字起こし、音声起稿、音声反訳などと呼ばれることもあります。
私は「テープ起こし」という呼び方を耳にすることが多いので、この記事でもそれを使用していますが、最近ではテープが使われることはほぼありません。ICレコーダーなどで音声が録音され、そのデータを使って起こし作業をするということが多くなっています。

4種類の起こし方

用途によって、起こし方は変わります。起こし方には次の4種類があります。

素起こし(逐語)

「あの」「えっと」など内容とは無関係の不要語、言い間違いやどもりも含め、聞こえたまますべてを書き起こします。会話分析などの研究目的や裁判関係等で用いられる起こし方です。
人は話の中で、意味のないことを結構言ってるんですよね。耳で聞いていると全く気にならないのですが、それを全部文字にするととても読みにくいものになります。

もちろんそれは起こすのも大変です。「はい」が連呼されてるけどいったい何回かなあ、と一生懸命数えて打ち込んだりして…。

ケバ取り

不用語(ケバ)を削除し、適切な助詞を補うなどして、読みやすいように整えます。でもほとんど聞こえたまま起こし、話し手の話し癖を残すようにします。

整文

話し言葉を書き言葉にします。また文章の前後を入れ替えたり、「後で後悔」といった重複後を適切な表現に直したりして、すっきりとした文章にします。
私がいつも会社でやっているのは、ケバ取りと成文の間くらいの起こし方です。

要約

書き起こしたものを決められた字数に要約します。とても難易度の高い作業で、私はやったことがありません。

テープ起こしと私

テープ起こしとの出会い

それは20代前半の頃のこと。それまで臨時職員として働いていたのですが、その仕事が終わってしまい、私はどうしようかと頭を悩ませていました。
次の仕事につながるような情報はないものか。そう思ってネットで検索してみると…
見つけちゃったんです。すごくいい情報を。
視覚障害者を対象にしたテープ起こしの講座が開催されるというのです。
そしてその講座を修了すれば、請負という形でテープ起こしの仕事がもらえるようになるというではありませんか!

テープ起こし。実は以前から興味のあった仕事。
その仕事のチャンスがこんな形でやってくるなんて!
何か勝手に運命のようなものを感じた私は、早速講座に申し込んだのでした。

講座を受けて

講座では、さまざまなテープ起こしの課題に取り組みました。
専門用語が飛び交う会議、難しい内容の講演会、ラフな感じのインタビューなど、幅広く挑戦しましたよ。

単純作業のように思っていたけど、なかなか難しかったんだなあこれが。
まずは聞き取れない言葉と格闘。何回聞き直してもわからないものがあって、何か悔しいんですよねー(^^;
でもそういうのって、ちょっとおやつ食べたり昼寝なんかしたりして気分転換すれば、すんなり聞き取れることがあるんですよねー。不思議。

専門用語も大変。聞きなれない言葉はまず聞き取るのが難しいし、聞き取れたとしても正しい表記の仕方をネットで調べるのに苦労するんですよね。略語で話されている場合もあるし。

そういえば何か最近、カタカナ語がやたらと増えているような気がするんですが…。「エビデンス」「プライオリティ」「スキーム」などなど。みんなルーさん化してるんじゃないかと思ってしまうほど。。
聞きなれないカタカナ語がどんどん登場して、私はついていけてません(-_-;
何ですか皆さん、藪からスティックにー。。

お仕事を始めて

何とか課題をこなし、講座を修了すると、少しずつお仕事がもらえるようになりました。
自宅で好きなときに作業ができる。これは大きなメリットでした。
いつも仕事があるわけではなく、安定しないという悩みはありましたが、それでも好きな仕事だったので楽しんで続けていました。

そんなあるとき、テープ起こしのできる人を探している会社があると聞き、私は喜んで飛びつきました。それが今の職場です。
現在は請負ではなく、契約社員としてテープ起こし業務に取り組んでいます。
会社での仕事について詳しくはこちらをご覧ください。
全盲の私が行っている在宅勤務のお仕事を紹介

私が思うテープ起こしの魅力

この仕事をしていると、さまざまな方のお話を聞くことができるんですよね。知識や世界観の幅が広がります。
実際に出向いていってお話を聞くというのは難しいけど、自宅にいながらでも、そういった方々と直接会っているような気分になれるんです。
これはテープ起こしの大きな魅力だと思います。

そして私の場合、日常生活の中でも、視覚を使わない分耳から情報を得ることが多いんですよね。
それがそのまま仕事に活きているということで、テープ起こしは自分に合っているのかなという気がしています。

まとめ

今回は、テープ起こしの魅力や大変さについてご紹介しました。
好きな仕事ではあるけれど、職場で難しい依頼がたくさん来たときは本当に大変なんですよー(TT)
まあ通勤はしなくていいし、楽をさせてもらっているのですが。

もしかしたら、そのうちこの仕事は必要なくなるのかもしれません。
でもそのときまでは、キーボードを酷使しつつ、この仕事と付き合っていくことになりそうです。

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