マトリョミン合奏でギネス世界記録更新、挑戦してきました！

行ってきましたよ、ギネス！！
９月14日、神戸のKIITOホールで行われた、マトリョミンを史上最多人数で演奏してギネス世界記録に挑戦するというイベント。
私も無事、そんな貴重な場に関わることができました。
そして記録更新達成です。289人！

この記事では、その感激のときを振り返ってみようと思います。

会場へ

このブログで、もう緊張する緊張すると騒ぎ立てていた私。
でもその日を迎えてみると意外と冷静でした。自分でもびっくり♪
前日は眠れないんじゃないかと思っていたのですがそんなこともなく、万全の状態で会場に向かいましたよ。
これなら普段のマトリョミン教室に行くときのほうが緊張してるんじゃないか、というくらい。

会場に着くと、まずは受付。
そして楽器などの準備を済ませ、入場のときを待ちます。教室の仲間と話をしたりしながら。
教室ではよく顔を合わせていても、ゆっくりお話する機会はなかなかないので、ちょっと新鮮な感じ。
プチリラックスできた気がします。

入場

そうこうしているうちに、ついに入場のときがやってきました。
歩き出すと、カチッカチッとカウンターの音が。始まったんだなと実感してドキドキ感が増します。

席についたら、早速演奏準備開始です。
時間はたっぷりあり、慌てることなく準備を整えることができて一安心。
その場はマトリョミンの音であふれていました。いろんな音が重なり合い、不思議な世界に迷い込んだような感覚でしたよ。おもしろいなあとクスッと笑ってしまいました。
このときはまだ、それくらいの気持ちの余裕があったわけですね(^-^)

私の隣の席に座っていたのは、いつも教室で一緒の女子高生さん。
ギネスの間、彼女は何かと私のことを気にかけてくれました。自分のこともあるのに。本当に優しい！
感謝感謝です！

準備ができたら、まずはリハーサル。
約300人での演奏だし、どれだけやりにくいのだろうと心配でしたが…
思いのほか演奏しやすいことが判明。
いい感じじゃないのー！とこの時点でちょっと感激。
これなら本番も大丈夫だなと安心しました。

緊張の本番

やってきました、本番。
演奏するのは、ベートーベン作曲の『歓喜の歌』。
演奏時間は５分くらい。
もし失敗しても３回までは挑戦できますが、１回で終わらせたいところ。
さっきと同じようにやればいい。大丈夫だ。
そう思って、結構落ち着いた気持ちで臨みました。

ところがです。。
演奏が始まってみると何かおかしい。
手が…
手が…
緊張していると主張してくる。
特にマトリョミンを持つ左手の震えが止まらない。
最後まで演奏できるのか？
マトリョミン落とすんじゃないか？
本気で不安になりました。

でもそんなことばかり考えていたらどんどんマイナス方向にいってしまいそうなので、「大丈夫、大丈夫」と全力で自分に言い聞かせ…
どうにか演奏を続けました。
じっくり味わう余裕はなかったけれど、それはそれは最高のハーモニーでしたよ。本当に！

そして曲の最後、「レ」の音にたどり着いたときのやり切った感といったら…！
演奏が終わると、審査はこれからだというのに、もう「本日のお仕事終了」とばかりに一気に力が抜けてしまいました。

しばらく待った後、審査結果を聞いたときには本当にほっとしました。うれしい瞬間でした！

取材

そんな感じで力の抜けていた私だったのですが、なんと取材を受けてしまいましたよ。それも２回も。
「インタビューされることがあるかもしれないから、そのつもりで」と先生からお話があったので、それなりの準備はしていたのですが…
まさか本当に自分がインタビューされることになるなんて…。
喋るの苦手な私も結構本気を出して、何とか質問には答えたものの、変なこと言ったかもしれないな。何か思い出すと恥ずかしい(^^;

まとめ

ギネス世界記録更新、うまくいってよかったよかった。
次の挑戦は６年後なのか、それとも100年後になるのか。
それはわからないけれど、きっとまた次があるはず。
そのときにも、私はまた参加できるかなあ♪