実はですね、私の目、両方とも義眼なんです。
義眼って、2年に1回は新しいものに作り替える必要があるんですよね。
ということでそろそろおニューの義眼を作っていただこうと動き出した、というのが今回のお話です。
義眼と私
義眼とのお付き合いは子どもの頃から。
デビューしたのは何歳のときだったのかはっきりとは覚えていませんが、4歳か5歳くらいだったでしょうか。
最初はとにかく嫌でした。突然やってきた遺物がなかなか受け入れられず、不快でたまらなかったんです。
つけたからって見えるようになるわけでもないのに、なんでこんなことしなきゃいけないのか。
そんな感情を爆発させるわけにもいかず、慣れるまでは我慢我慢の日々でした。
でも不思議なもので、だんだんと義眼は私の体の一部になっていったんですよね。
しばらく気持ち悪さに耐えていたら、そのうち何も感じなくなってきたんです。
今ではすっかり仲良くなっています。
義眼は見た目をよくするためにつけるものですが、役割はそれだけではありません。
子どもの場合、眼球の周囲の発達を助けるために必要なものなんですよね。
これを知ったのは大人になってから。幼かった私はそんなことなど全く理解していませんでした。
とても重要な存在だったんですね。
義眼を新しくする手続き開始
義眼は頻繁に作り替えないといけない。
わかってはいるものの、ずぼらな私はなかなか変えないままぼんやりと過ごしてしまい……。
今の状況は、「ちょっと目に違和感あるかも?そろそろやばいかも?」というところ。
これはもう動き出すしかありません。
身体障害者手帳を持っている私。義眼を新しくする場合、「補装具」として補助を受けることができます。
その申請のため、まずは役所に書類を郵送します。
補装具申請に必要な書類は3種類。「補装具費支給申請書」「見積書」「医師の意見書」です。
今回私の場合、今使っている義眼と同じ形のものでOKなので、医師の意見書は必要ないとのこと。
業者さんから見積書を送っていただき、申請書と一緒に役所に郵送しました。
やっぱり郵送でいいというのはありがたいですね。書類が電子化されるともっとありがたいのですが。今後はそういう方向に動いていくのでしょうか。
役所から補装具支給券が届いたら、早速おニューの義眼を作っていただこうと思います。
義眼ってお高い
さて、その見積書に書かれていた内容についてですが。
義眼って結構お高いんですよね。
おいくらだと思います??
オーダーメイドだからまあそうだろうなとは思うものの、改めて見ると衝撃的でしたよ。
何と、何と。両目で17万!目玉飛び出ますね(^^;
で、私の自己負担は1割。
いやー、だからというわけではないですが、大切に大切に使わせていただかなければと気持ちを新たにしました。
と言いつつずぼらな私、ついつい義眼をぞんざいに扱ってしまう。ダメですねー。。。
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