「Uni-Voice Blind」というアプリで書類を読んでみた

届いた書類に時々印刷されている、「音声コード」。
私、これまで何となくスルーしてきたのですが、気になったのでどんなものなのか調べてみました。
スマホなどで読み取ると、書類の内容を知ることができるというもののようです。
それは、使ったほうがいい気がする。せっかくつけてくれてるんだし。
ということで、試してみました。

音声コード「Uni-Voice」

先月、「ねんきん定期便」が届きました。
その用紙に音声コードが印刷されていたんです。
その音声コードの名前は、「Uni-Voice(ユニボイス)」。
JAVIS(日本視覚障がい情報普及支援協会)が開発した携帯電話対応2次元バーコードです。
漢字を含む文字データが約800文字記録できるのだそう。

「Uni-Voice」というスマホアプリがあれば、これを読み取ることができるのだとか。
iOS版のみですが、視覚障害者向けのアプリ「Uni-Voice Blind」もあります。
私も早速「Uni-Voice Blind」をダウンロードしてみましたよ。無料だしね。無料なら安心して試せる(^-^)

音声コードを読み取ると、文字情報が音声で読み上げられ、同時にテキストも画面に表示されるとのこと。
使い心地はどんな感じなんでしょうか。

使ってみます

それでは、ねんきん定期便を読んでみましょう。

音声コードが印刷されている用紙には、コードの位置を示す目印として切込みが入っています。切込みを入れるというのが音声コードのルールなんですね。
その切込みが右下になるように用紙を置きます。

そしてアプリを起動。すると「ピーピー」と音が鳴り出します。
一瞬びっくりするけど、これは読み取りができる状態になっていることを示す音のようですね。
これで準備は完了。

では読み取ります。
スマホを10cm前後の高さにしてコードを写すというのが読み取りのコツなんだとか。

切込みの横にカメラを合わせて…
ゆっくりとiPhoneを引き上げていくと…
パシャッ。
読み取り成功のシャッター音が聞こえてきました!

読み取りが成功すると、画面には読み取った文字情報が表示されます。
私はボイスオーバー機能を使っているので、ボイスオーバーの操作でそれを読むことができました。
ボイスオーバーをオフにしている場合は、自動的に音声読み上げが行われるそうです。

そういえばねんきん定期便ってこれまでちゃんと読んだことなかったな。今回初めて細かい情報が把握できた感じがします。うれしいですね。

読み取った文字情報は自動的に保存されるので、後から確認することもできます。
その情報を呼び出すときにはSiriさんに手伝ってもらうこともできるそうですよ♪

さて、マイナンバー通知文書にも音声コードが印刷されているんですね。
これも読み取ってみよう、と手に取りました。
ところが…
あれ、音声コードどこ?
切込み入ってないやん。。
仕方がないので適当にスマホを動かしてコードを探したけど、これだと時間がかかってしょうがない(^^;
やっぱり切込み重要ですね。

まとめ

誰かに読んでもらうことなく、書かれている情報をすぐに正確に読み取ることができる。それってとても重要なことですよね。
特に個人情報に関わるようなものだと、誰かに見てもらうのはちょっと抵抗があったりするし。
例えば名刺に入っていたら、すごく助かりますね。
音声コード、もっと広がるといいなあ。

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