池上彰, 竹内政明『書く力 私たちはこうして文章を磨いた』感想

お正月休みももう終わってしまう…。
中学2年生のときに国語の宿題でつくった短歌を思い出します。「お休みはいつでもすぐに終わるもの 何日あってもきっと足りない」。
そう、足りないんですよねー!

でもこの長いお休み、自分の時間をたくさんとることができました。
読書もしっかりできましたよ。

そこで今回は、お休み中に読んだ本を1冊紹介します。

「書くこと」に関する本を発見

サピエを覗いていると、気になる本を見つけました。
『書く力 私たちはこうして文章を磨いた』。
わかりやすい解説をされる池上彰さんと、読売新聞のコラム「編集手帳」を担当されていた竹内政明さんの対談。
「文章の書き方」的な本を読むつもりはあまりなかったのですが、これには興味をそそられ、ダウンロードしました。

本を読んで

私もこの頃文章を書くことが多いので、自分の文章を振り返りながら読んだのですが、まあ耳が痛い。

例えば、「好きな言葉や好きな表現というのは、本当はあまり使ってはいけない言葉」というお話。
好きな表現というのは、自分にとって便利だから使ってしまう表現であり、その文章にとって最適の表現とは限らないということを竹内さんは指摘されています。

そうそう。私にもあります。ついつい使ってしまう言葉や表現。
もっと適切な言葉はないのか、なんて考えることもなく。立派な手抜きですね。
自分にとっての「使える言葉」の引き出しが少ない殻かもしれません。勉強しないと。

竹内さんや池上さんが、「こういう表現は使いたくないですね」というお話もされていたんですよね。例えば「○○したいと思います」とか。
「わあ、それ使ってた!めっちゃ使ってた!」と恥ずかしい思いです。
言葉選びにはもっと気を配らなければ、と痛感します。

この本を読んで考えさせられたのは、「伝わりやすい文章とはどんなものか」ということ。
何かを伝えようとするときって、あれこれ説明を加えてしまいがちですが、必ずしもそれが有効とは言い切れないんですよね。
この本に取り上げられている名分を読むと、そのことがよくわかります。
余計な説明がなくても情景が浮かぶし、すっきりしていて読みやすいんです。
あぁ~!私もそんなふうに書きたい!!でも私にはなかなか…。
何を書いて、何を書かないのか。そこの見極めが難しいですね。

私も書こう!という気持ちにはなったけれど

この本を読んだ後、「私もいい文章書くぞ!」と意気込んでみたのですが…
困ったことに、何も書けない。
どう書いても何か違うような気がして。
1文字も書けなくなりそう。どうしよう。
エッセイの原稿は早く仕上げなければいけないので、あまり書けない書けないとも言っていられないんだけどなあ。

とりあえず、何か書かないと腕は上がらないので、きょうもブログを更新することにしました。
本の中で話題に上っていた「名分を書き写す」という作業も、今度やってみようかな。
日々勉強ですね。
まあ勉強といっても無理に何かをするというのではなく、自分がやりたいと思うことで文章を磨けたら、という感じで。

今は書けないモードに入っている私ですが、この本を手に取って本当によかったと思っています。

コメント

  1. タテシナ より:

    なみへいまるさんのブログで感心することで、誤字が見当たらない。
    これは凄いです。入力は音声でしょうか?
    晴眼者でも誤字のある人いますから。

    • namiheimaru より:

      タテシナさん

      ありがとうございます。
      文字は、パソコンやスマホの音声を聞きながら入力しています。
      テープ起こしの仕事をしていることもあって、誤字脱字にはいつも気を付けているつもりです。それでも見落としてしまうことは結構あるのですが…。
      今のところこのブログでは、奇跡的に誤字の指摘をされたことはないので、この調子でいけたらいいなと思っています。

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