全盲ずぼら主婦のずぼら料理を紹介

カレー 生活

私は夫と二人で暮らしています。
家事は分担していて、料理は私が担当しています。
決して料理が上手というわけではないし、面倒だなと思った工程はとにかくカットするという手抜き加減なので、あえてここで料理の記事を書くのはちょっぴり気が引けるのですが…
そんな私がどんなふうに料理をしているのか、思い切って紹介してみようと思います。
まあこれでもなんとか主婦やってます、というアピールですね(^-^)

私がちゃんと料理をするようになるまで

盲学校に通っていた頃、料理の勉強をする機会は何度かありました。
家でも時々お手伝いをすることはありました。
とはいっても、一人で生活するようになったとして、自分で料理をするというほどの自信はなかったんですよね。
そんな私が本格的に料理をすることになったのは、夫と同棲を始めたことがきっかけでした。
必要に迫られたおかげで、やってみようと思えたんですね。
最初はとにかく不安で、視覚障害者仲間にいろいろ聞きまくり、ネットで調べまくり、研究しました。
そして実際にやってみたら、味の薄い肉じゃがとか変な味のハンバーグとか、悲惨なものをたくさん生み出してしまい…(^^;
ああ、嫌な思い出(TT)
それでも夫に耐えてもらって研究を重ねていくうちに、一応ちゃんとしたものがつくれるようにはなってきましたよ♪

私が使っている便利グッズ

喋る電磁調理器

やっぱりIHが安心で便利です。
私が今使っている電磁調理器は、火力やタイマーの設定をするときに一部音声ガイドがあります。
タッチパネルですが、印をつければ問題なく操作できます。
音声ではなく点字のついているものもあり、以前はそれを使っていたのですが、音声ガイド付きのものを祖母が使っていて便利だと勧めてくれたので、今使っているものに変えました。
点字タイプも音声タイプも、どちらも使いやすいと思います。

目盛りを触って確認できる計量カップ

50cc、100cc、200ccの3個が一組になった計量カップ。
視覚障害者向けの用具を販売しているお店で購入できます。

ヘルシオ ホットクック

シャープの自動調理鍋、ホットクック。
これは大活躍です。
最近はもう、ホットクックに頼りまくりです。
すごいです。私より働き者です。
食材を入れてボタンを押すだけで、おいしい料理が出来上がってしまうんです。
火加減も自動で調整してくれるから、焦がす心配はないし危険もありません。
1つだけ不便だと感じる点は、今私が使っているホットクックは、全盲の私一人で操作するのは難しいということです。
でも最近発売されたタイプなら、スマホで操作ができるとのこと。
これは全盲の方にもおすすめできそうです。

私の得意(?)料理

得意料理を聞かれると困ってしまうのですが、よくつくる料理ならあります。
特に夫が気に入ってくれているのは…
カレーです。
特にアレンジなどしていない、普通のカレー。
これがね、ホットクックでつくるとうまいんだ!
ということで、わが家ではしょっちゅうカレーが登場しますよ。
とにかく簡単なのもうれしい。
まずは材料をカットして、ホットクックの内鍋に投入。

ホットクックの内鍋にジャガイモ・ニンジン・タマネギ・お肉・カレールー・水を投入

ボタンを押して1時間ちょっと経つと、おいしいカレーの出来上がりー!

出来上がったカレー

具材の味がしっかりしていて最高です。
サバ缶を入れてもおいしいんですよね。
夫は毎日カレーでもいいと言うので、本当に毎日カレーにしちゃおうかなあ。
ってさすがに飽きますよね(^^;

まとめ

こんなふうにずぼら料理ばかりつくってるけど、便利なものたちのおかげでおいしい日々を送っています。
だけどレパートリーが少ないのが悩み。
今も簡単でおいしい料理を研究中です。

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