会社を辞めることにした、その経緯をまとめてみる(個人的な記録)

またまたお久しぶりです。
今回は近況記事を書こうと思います。
というのも私、大きな決断をしてしまったんです。そのことを書き留めておきたくなりまして。

YouTubeではもうがっつりお話ししていることですが、実は私、会社を辞めようと思ってるんです。
改めてその経緯をここにまとめます。ざっくりとではありますが。
個人的な記録の記事ですが、もしよかったらお付き合いください。

張り切って入社したけど…

約8年前。「合格」のメールを受け取った私は思置い霧喜びました。
やっと巡り合えた。私を契約社員として迎えてくれる会社に。
それはもう飛び上がるほどの感激でした。

本当に嬉しくて、夢と希望を抱えきれないほど持って(と言うとさすがに大げさだけど)、やる気満々で働き始めた私。
ほぼ在宅で仕事ができて気が楽だし、業務内容はそれまでの経験(テープ起こし)を活かせるものだし、「これは大成功だな」と思いました。
いつかはこんな仕事もしてみたい。こんなことも実現できたら素敵だろうな。いろいろと想像してワクワクしていました。

ところがいつの頃からか、「ん?」と感じられる部分が出てきたんですよねー。
この「ん?」な部分についてはまた後日記事にしようかなと考えていますが、まああれこれ悩みました。
もちろん上司にはその辺りについて相談しました。でも問題は思うように解決しません。「ん?」は深まるばかり。
大成功の香りがしていたのに、それはいつの間にか消えていたんです。

会社、辞めるのもありだな。ついにその気持ちが芽生えたのは5年ほど前。
株式投資をやっていたので、「いつか障害基礎年金と配当金だけで生活できるようにしよう」と考えるようになりました。
経済的に自立して早期リタイアする。今話題の「FIRE(Financial Independence, Retire Early」を目指すことにしたわけです。

前向きになるために書くことを始めて

そんな中で始めたのが、ブログでした。
会社がらみのモヤモヤを忘れるために、会社の仕事以外で何か世の中の役に立てるようなことができないものかと考えて。
もともと書くことは好きだったので、ブログは自分に合うんじゃないかなあという気がしたんです。

書き始めると、結局好きなことをただ好きなように書くだけのブログになってしまいました。
「役に立てる」要素は少なめです。
でもそんなブログなのに、優しすぎる読者さんからお褒めの言葉などいただけて。
すごくすごーく楽しくなってきたんですよね。
それまでは仕事の問題で気分が落ち込むこともありましたが、ブログを始めてからは毎日元気でした。

ブログを始めてよかったことはほかにもあります。
中でも大きいのは、ご縁が広がって新たな活動につながったこと。
webメディアの「ミルクフ」でエッセイを書かせてもらえた。これは特に、将来を決める貴重な経験になりました。
このエッセイは電子書籍にもなっていますが、またまた読者さんから嬉しいお言葉をたくさんいただいて。
「やりがいのある仕事」というのはこういうものなんだ!
寄稿しながらそう実感したんです。
それで、もしかしたらただの思い込みかもしれないけど、お褒めの言葉など真に受けて調子に乗ってしまっただけかもしれないけど、「やっぱり私は書くことで生きていくんだ!書くことで世界を変えるんだ!」なんてとんでもない野望を抱いたのでした。

ついに動き出すことに

そこで1年半ほど前、私は決意しました。
FIREできるくらいの準備はもう整ったし、そろそろ動き出そう。そして別の道で自分の力を試してみようと。

最初は昨年末で会社を辞めるつもりでした。
でもコロナ禍で先の見えない状況。こんなときに辞めるのは危険かなあと考え直し、1年延長して今に至ります。

安定した今の仕事を手放すのはどうなのか。次がちゃんと決まってからのほうがいいのではないか。そんなご意見もいただきました。
確かにそれはあります。私の気持ちも揺れました。
それでも人生一度きり。「安定」よりも「やりがい」を選ぶときがあってもいいんじゃないか。私はそう判断しました。

正直今も、迷いがないわけではないんですよね。
でも会社にいるのはあと少しの予定。
やることはやり切って、まっさらな気持ちで次に進もうと思っているところです。
少しでも世界を変えられる、その日を信じて。

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