どうして本を出そうと思ったのか、なんてことをゆるく書いてみる

またまた久々更新になってしまいました。
何かブログって「ちゃんと書かなきゃ」って気がして、なかなか書けなくて…。
でもまあブログもゆるくていいよね。
ということにして、気楽な感じで書こうと思います。
…って、前にも同じようなこと書いたかな?まあいっか。

で、どんなふうにして電子書籍を出版したのか、ってことを少しずつ書いていこうかなあなんて考えていまして。
まずは、「どうして本を出そうと思ったのか」というところからお話しします♪

原点は幼稚園のとき

私の「書きたい」が始まったとき。
思い返してみると、それは幼稚園のときだったと思います。

1年間、一般の幼稚園に通っていた時期があって。
全盲の私が困らないようにと、いつも先生が一緒にいてくれたんですよね。
友達と遊ぶことも時々あったけど、先生と2人で過ごすことのほうが多かったような気がします。
で、その先生と2人で過ごす時間というのが私は好きだったんです。

そのとき何をしていたのかと言うと、私は自分の考えた物語をひたすら先生に話していたんですよね。
とにかく変な物語でした。チョウチョがイヌを飼ってる、みたいな。
それで先生に突っ込まれてばかりだったけど、構わずなみへいまるワールドを展開してました。
(当時は今と違って想像力豊かだったんですね、たぶん)

先生は、それを丁寧に書き取ってくれて。
時にはいい感じに手を加えてくれて。
出来上がった作品をみんなに披露したりしました。
軽く作家気分です。
そんなわけで、ほんのちょっとですが「書く仕事」を意識するようになったんですよねー。

そしていつからか「本を出したい」とか考えるようになりました。これも「何となく」ではあったのですが。
喋るより書くほうが得意だし、それを活かせたらいいなあというのもあって。

「何となく」から「本気でやろう」に

その「何となく」が「本気でやろう」に変わったのは、ほんの数ヶ月前のこと。
ミルクフの連載を、もっと多くの方に読んでもらえたらいいなあと思ったんです。

最初は、制作にかかる費用をすべて出版社が負担してくれる「商業出版」を目指しました。出版社に売り込みをかけて。
(そういうのが苦手な私なので、そのあたりは全部編集長にお任せしてたんですが)
出版社に認められて本が出せるのだとしたら、こんなうれしいことはありません。

でも、そう簡単ではなかったんですよね。
今は本が売れない時代。売れる本を作るというのは相当ハードル高いことのようで。
断念するしかありませんでした。

で、どうするかと悩みまして、「電子書籍」にたどり着いたわけです。
電子書籍なら、お金をかけずに自分で出せちゃうんですよね。
商業出版は難しいとしても、本を出すこと自体は誰でもすぐにできるんですね。いい時代だ。

結果的にはよかった

商業出版がうまくいかなかったのは残念だったけど、今思えばこれでよかったんじゃないかという気がしています。
何でも自分でやらないといけないというのは大変だけど、それは好きなようにできるということだから。
商業出版って、聞くところによると結構原稿直されたりするみたいだし。
それはそうですよね。売れる本にしないといけないんだから。
そうなると、自分の書きたいテーマ事態を否定されるということもあるかもしれないわけで。
そういうのに耐えられる自信は私にはありません。

セルフ出版だから、思い描いていたものを形にすることができた。
自分たちで作り上げることができた。
これは貴重な経験だったと思います。

ということで。
好きなように書いたこんな本を買ってくださった皆さん、本当にありがとうございます。
うまい棒50本分も費やしてくださって…。感謝しかありません!

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